【ステキなBOOK 第20回】

ハエをのみこんだおばあさん             
作者 シムズ・タバック 
訳 木坂涼 
発行所 (株)フレーベル館

この絵本の主人公は、ハエをのみこんでしまったひとりのおばあさん。

ハエをのみこんだおばあさんは、クモをのみこみ、クモをのみこんだおばあさんは、トリをのみこみ・・・
つぎつぎといろいろなモノをのみこんでいく様子がさまざまな画材とコラージュの手法を用いて描かれています。

つぎつぎといろいろなモノをのみこんでしまうおばあさんですが・・・
「どうしてハエをのみこんだのか?」わかりません。
「どうしてクモをのみこんだのか?」わかりません。

カラフルな服をきて、めがねをかけて、花のかざりのついた大きな帽子をかぶったおばあさんは
つぎつぎといろいろなモノをのみこんで・・
なんと、なんと最後にはウマまでのみこんでしまいます。

「ハエをのみこんだおばあさんは、さいごのさいごにどうなってしまうのでしょうか?」わかりませんね。
「つぎつぎといろいろなモノをのみこんで、おなかのなかはだいじょうぶでしょうか・・」わかりませんね。

この絵本は、アメリカのみんなに親しまれ愛されているうたをもとに、つくられました。
目で見てたのしい、読んでたのしいきりぬき絵本となっています。

こどもからおとな、日本、世界のみなさんに楽しんでいただける絵本です!
絵本のなかはもちろん、うら表紙にもユニークでかわいらしい絵がたくさん描かれています。

「おばあさんがどうしてハエをのみこんだのか?さいごには、どうなってしまうのか?」
絵本を読んでたしかめてみてくださいね。

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