【活動レポ】地域コミュニティ組織との連携2022「わたしの『まちづくり』自慢大会」

2023年1月21日、県内7市の地域自治組織8団体に活動事例を発表いただき、
活動の自慢や活動する上での課題などを聞きあい、学びあう場をつくりました。

<発表団体>
 城南まちづくり協議会(桑名市)
 羽津地区まちづくり推進協議会(四日市市)
 関南部地区まちづくり協議会(亀山市)
 深伊沢地域づくり協議会(鈴鹿市)
 徳和住民自治協議会(松阪市)
 北浜まちづくり会議(伊勢市)
 地縁法人美旗まちづくり協議会(名張市)
 箕曲地域づくり委員会(名張市)

まずは、各団体の活動紹介。
各地域で特色のある事業が展開されています。

城南まちづくり協議会(桑名市)

・お助けタクシー事業
満75才以上の方で、医療機関や買物等に支障をきたしている方が
タクシーを利用する場合、利用料金の一部を助成。
・お互いさま支援事業 
住民の困りごとを登録ボランティアがお手伝い・支援する事業。

関南部地区まちづくり協議会(亀山市)

・耕作放棄地を活用したふれあい菜園(家庭菜園)
・産直野菜販売(第2火曜日~第2土曜日)
・移住してきた「よそ者」にまちおこしの一端を担わせてくれていることが自慢!

深伊沢地域づくり協議会(鈴鹿市)

・わらアート
図案を小学生から募集し、地域の大人から子供まで幅広い世代が協力して制作。
1年目ペンギン、2年目笠地蔵、3年目フクロウを制作。
わらアートを通して地域を高め合った。

徳和住民自治協議会(松阪市)

・たくさんの協力者、たくさんの公民館講座:1年間で70回近くの講座を実施
・地域を巻き込んでのイベント
とくわっ子お仕事体験まつり、ひとり暮らし高齢者ふれあいの集いなど
・マスコットキャラクター:とくわっ子ちゃん(児童の作品から選ばれた)

北浜まちづくり会議(伊勢市)

・まちづくりはしくみづくり。子どもたちがつくる地域学習。
子どもと高齢者が学びあう場:子供の探求心を育む
小・中学校、高校が連携した地域学習、地域人材の育成の実施。
子ども達が寄り道できる場所をつくる。
子どもたちがつくったニュースレター「歩みゆく北浜」

地縁法人美旗まちづくり協議会(名張市)

・「美旗市民大学講座」紙上講座(コロナ禍のため)
美旗の歴史文化を地元の人に取材し、1冊の資料に編集。
・地域ブランド「美旗メロン」
特許庁から地域団体商標として登録。ふるさと納税の返礼品になっている。
・MK1グランプリ~おうちでカイワレ大根を育てよう~
各家庭でカイワレを栽培し、一番大きく育ったカイワレを競った。家庭で取り組むことで一緒に考え、親子がふれあい、まちづくり協議会を知るきっかけになった。

箕曲地域づくり委員会(名張市)

・子育て応援 
赤ちゃん訪問で紙おむつと手作りスタイのプレゼント
子育てサロンももちゃん広場
みのわたんけんものがたり:歴史や文化、産業を知る。
・小学校支援
学校田の水稲栽培、校庭の桃栽培、学校生活支援ボランティア
・”今どき”を活用
ホームページ、インスタグラム、公式LINE、アプリ「ほれこみのわ」など

羽津地区まちづくり推進協議会(四日市市)

・各部会によるイベントや交流会を実施
団結力が強く、みんなでイベントを楽しんでいる。会長のスカウトがうまい!
・多世代交流サロン「さろんde志氐我野」
大正時代の古民家を改装して交流サロンとして整備。住民主体型サービス(通所型)を行う。
コロナ禍でも中止にせず、工夫をして行事を実施した。

後半は、全体セッションを行いました。


参加者のみなさんが、発表団体へのメッセージを届けました。
メッセージにはいくつかの質問があり、団体と参加者による質疑応答の時間をもちました。
また、8団体の共通課題である、
・担い手をどうやって増やすか。担い手をどう発掘するか、
・若い人のまちづくりの活動への参加。どうやって若い人を活動の中に入ってもらえるか、
については今後の課題として検討する場をもつこととしました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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