気まぐれマルシェ、やってます。

みえ県民交流センターにもっともっといろんな人が立ち寄ってほしい!との思いから、「エシカル」「フェアトレード」「地産地消」をキーワードに、三重で活躍する市民活動団体、NPOなどの自慢の商品を週1回~月1回程度、「気まぐれ」なペースで販売し、早3ヶ月。
販売に来て頂いている団体さんにインタビューをお願いしました!実際されてみての感想や、大切にしていること、今後の目標などをお聞きしました。

目次

第1・3月曜日 Recanto Mineiro(レカント ミネイロ)Rさん

―お店の名前の由来
ポルトガル語で『Recanto』はたまり場や隠れ家という意味で、『Mineiro』はミナス・ジェライス州と州民を表す言葉なんです。なので合わせると『ミナスの人の集まる場所』、的な意味になります。

―感想や、大切にされていること

Rさん
このお店は母のために立ち上げました。今まで触れ合えなかった人に興味を持ってもらって、商品を買ってくれて、おいしかったと直接言ってもらうのはすごく嬉しいです。母にとっても、日本語を話す機会はあまりなく、話さないと身に付いていかないのでいい経験になっていると思います。最初はブラジルの料理が日本の人の口に合うのか自信なさげでしたが、あんなに喜んでもらえると思ってなかったので、楽しい経験だと話していました。MIEFさんから日本語教室を紹介してもらったので、仕事の合間をぬって参加したい、とも。

私は10代前半に来日、学生時代は伊勢で過ごしました。平日は調理の仕事をしており、週末に母のお手伝いをしています。もう日本の生活の方が長いので、出身を聞かれると伊勢と答えています。(笑)ポルトガル語を使うのは母や家族といる時くらいです。私自身、枠にとらわれる事がすごくキライなので、ブラジルと日本のいいとこどりをするのがいいかな、と思っています。
いずれは自分のお店を持って、創作料理を出したいと思っています。あのお店に行ったらどういう料理が出てくるんだろう、とお客さんがわくわくするようなお店にしたいです。

第2・4月曜日 Flawercita’s Cake(フラワシータズケーキ)Fさん、Cさん

―お店の名前の由来
お店の名前、フラワーシータの意味はスペイン語で『花』という意味の自分の名前と、『cita』を合わせた造語です。ペルーではちいさい、かわいいという意味で単語の後に『cita』とつけるんです。

【ちょっと豆知識】
スペイン語圏では縮小辞 diminutivo (ディミヌティーボ) という方法があって、単語の語尾を変化させて小ささ、少なさ、かわいらしさ、親しみなどの意味を含ませることができます。単語の語尾に、~ita/ito, ~cito/cita, ~ecito/ecita, ~íllo/illa など付け加えるだけで表現することができ、その逆の拡大辞aumentativo (アウメンタティーボ) もあります。

―感想や、大切にされていること

Fさん
最初は、日本の人はペルーの料理を受け入れてくれるのか心配で、緊張しながらアストに向かったのを覚えています。お客さんに味見をしてもらって、どう?大丈夫?とよく聞いていました。今では、お店から商品を持っていく時にこれなら日本の人も好きな味だろう、とわかってきた面もあります。中には、アロス・コン・レチェ(ライスプディングにも似たお米を牛乳で煮詰めておかゆ状にし、砂糖とシナモンで甘く味付けしたスイーツ)などの日本の人は好きじゃなさそうな味の料理でも、味を知ってもらいたいという想いで持って来たりもしています。実際試食してもらうと「美味しい!」の声が聞けたので良かったです。ペルーのフルーツ、ルクマ(栄養価が高く美容にもよく、スーパーフードと呼ばれています)を使用したムースやアイスが思った以上に好評でびっくりすることもありました。

Cさん
普段は南米出身のお客様とのやりとりがメインなので、ペルーの食材やメニューになじみがない人に向けて、うまく説明できるかな、と不安で少しシャイな気持ちになりました。(笑)
出張販売はお店としても初めてなので、いい機会になっていると思います。

毎週火曜日 サンドウィッチ&カフェPEER Aさん・Sさん

―感想や、大切にされていること

Aさん
出張販売は曜日ごとにいろんな場所に行っていますが、みえ市民活動ボランティアセンターはお店として
出張販売を始めた最初の場所です。今年で8年目。継続も一番長いところ。
サンドウィッチ製造をしながら、外へ出て、外の空気を吸って、いろんな人と接するのはスタッフにとって息抜きになっていると思います。ピアサポートみえはその人の生き様・有り様を大事にしている団体。みんな得意・不得意があるけど、いいじゃない。その人の得意を伸ばした方が楽しいし、みんなにとってもいいじゃない。という理念があります。
あくまでも本人が主体。本人を変えよう、一般就労を無理に目指そうとかそういう支援は行っていません。いろんなところに行って、いろんな人と接すること。次はこんな風に売ってみよう。次はこの商品を持っていこう。と考えるいい機会になっています。

Sさん
季節によって売れるサンドウィッチも変わってきます。スモークサーモンやチーズなど原価が高い材料は工夫しながらつくっています。みえ市民活動ボランティアセンターへの販売は慣れてきたのでやりやすさも感じています。ただ、初めての人にサンドウィッチの説明をするのはちょっと苦手。照れがあったりして、うまく説明ができずもどかしい時も。説明しすぎてうるさいといけないですし。誇りを持つ事が大事だと感じています。ただサンドウィッチ持ってきて売るだけじゃだめ。ここのサンドウィッチおいしいよって言われることが自分にとってもとても大事なんです。

第2金曜日 伊勢おやき本舗 Hさん

―感想や、大切にされていること

伊勢おやきは三重県産の小麦を使い、障害がある人・ない人が一緒に作る商品です。
四日市ではけっこう知られていますが、津まではなかなか来る機会がないので、県民交流センターに行くと新しいお客様に伊勢おやきに興味を持って買って頂けているなあと実感しています。
最初は初めてのお客さん向けに定番商品を多く持っていったのですが、おかず系が多く売れる時もあれば、甘い系が良く売れる時もあり、キーマカレーなどちょっと変わった味がまっ先に売れることもあって、次はどういう組み合わせでおやきを持っていこうか、と考えるのが楽しいです。

私自身はこの4月から、四日市の駅前商店街にある働きにくさを抱える人のトレーニングカフェ「スプラウト」で職業指導員として働いています。支援を受ける側も経験したことがあり、今度は提供する側になりました。(笑)ほんと、いろんな人・場所があるな~、ご縁だなあと思っています。ちなみに、このカフェで伊勢おやきを販売しています。

トレーニングカフェでは、売上、トレーニング生のシフトづくりや目標設定、衛生管理など業務がたくさんあり、毎日が勉強です。失敗することも多いけど、いろんな人に助けてもらいながらやりくりしています。
今は1日1日を運営していく事で必死ですが、いろんな機関と連携して、訓練生として来ている皆さんがどういう風になりたいか、どんな能力をつけたいか、求めている訓練内容を提供しながら応援していきたいと思います。

インタビューにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

コーヒー寄付金

県民交流センターでは、挽きたてコーヒーを毎日販売しています♪1杯100円。
集まったお金は市民活動団体に寄付しています。ほっと一息つきたいときに、ご利用ください。

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