□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ★☆NPO活動推進自治体マガジン☆★ 【第1号】 2005年12月20日発行 NPO活動推進自治体ネットワーク幹事会 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 〜事務局から〜 リレーコラムのトップバッターは、雫石町若林さんです。若林さんとの出会いは、 横浜大会の交流会。当日出席できなかった若林さんの名刺を、同僚の天川さんから いただきました。名刺には「知恵×やる気×行動」の文字と一緒に晴れマーク。 なんでも、相手やTPOによって、曇りも雨もあるとか。お人柄が伝わってきました。 私も名刺を工夫しようと、そのときは強く思ったのですが・・ まだ変ってないなあ。 では、記念すべき? 第1号の始まりです。 千葉県NPO活動推進課 湯下健一 ━<INDEX>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】コラム「こんな仕組みを創ることが近い将来の私の夢」 雫石町役場 経営推進課 若林武文さん 【2】メーリングリストに寄せられた『日常の課題・問題』Q&A ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【1】コラム「こんな仕組みを創ることが近い将来の私の夢」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私の住んでいる町「雫石町(しずくいしちょう)」は、 岩手県の県都盛岡市の西方に隣接している人口約2万人のちょっとした田舎町。 私は、この田舎町の役場で昼は仕事を、夜は自宅付近で毎日、仲間とおんぼろ スーパーハウスで酒を呑みながら地域の夢を語り合い、夢に向かって挑戦し 続けている (娘曰く「また、お父さんの自己満足が始まった...」)。 最近、わさびのボックス栽培に挑戦している。 地下水を汲み上げ、わさび田に配水し、1ボックスに16本のわさびの小さな苗に 水を注ぎ、2年かけて出来上がり。 お金の工面は大変だけど楽しい。「わさびのオーナー制をやろうか」 「葉わさびの醤油漬けもいいな」「あまった地下水でクレソンもやろうか」、 夢の話しは尽きない。 今まで、地域のみなさんと一緒に「乾麺」「醤油」「納豆」「アイス」「パン」 「餅菓子」「豆腐」「惣菜」などの加工にも関わってきた。 地域の人と人とのつながりで「やる気」と「本気」と「元気」、そして「信頼関係」 がぐるぐる回っている。 今、思っていることがある。 それは、地域で困っていることを地域で解決し、本気で活動したい人を地域で 支援できないか、その仕組みを創れないか。 例えば、小学校を中心とした学区単位に地域自治区を置き、小学校の空き教室を 利用し、素性がバレバレの役場職員を配置し、地域のみなさんの意見を政策に 反映させる仕組み。 小学校の空き教室には地域の人たちが集まり、そこで語らいながら学校給食の メニューを食べる。子どもたちとの世代間の交流活動が行われ、地域活動と教育 現場に相互理解が生まれる。そして、良好な人間関係が築かれ、犯罪発生の抑制や 災害時の協力体制が自然と整った新しい地域コミュニティが創られる。 きっとそこにNPO・ボランティア活動を元気にさせる政策が役に立ってくるに 違いない。 こんな仕組みを創ることが近い将来の私の夢。 そのためには、郷土愛に誇りを持って、地域のみなさんの活動に対して本気で 支援できるかどうかだ。やる気のある本気で取り組む人たちをひたすら支援する ことにより、やがて、持続可能なまちが創られていくと信じて、これからも夢を 持ち続け、明るく、楽しく、仕事をしていきたい。 雫石町役場 経営推進課 若林武文 ▼岩手県雫石町のHP http://www.town.shizukuishi.iwate.jp/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【2】メーリングリストに寄せられた『日常の課題・問題』Q&A ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これまでにメーリングリストに寄せられた質問&回答を 「質問-回答者の紹介-代表的な回答」という形式で振り返ります。 ▼全ての回答の概要をまとめたものは、こちらをご覧ください。 http://www.mienpo.net/jichitainet/linfo/mailmagazine/mailmagazine001.pdf ※ 情報提供いただいた皆さまへ 内容を確認いただいた後、修正がなければネットワークHPにアップします。 いただいた情報をHPにストックしていきます。 修正又はHP掲載が相応しくない場合、1週間以内に事務局まで連絡をください。 ■「協働」や「NPO」に関する職員研修 【Q1】「協働」や「NPO」に関する職員研修(柏市松澤さん) どのような段階&カリキュラムで「協働」や「NPO」に関する職員研修を 組まれていますか? 【A1】 佐賀県岩永さん、三重県森下さん、山梨県水口さん、湯下から回答がありました。 現場体験研修の効果が大きいこと。さらに、プラスワン運動(仕事・家庭の他に、 社会貢献活動を!)の必要性などが指摘されました。 ■ NPOとの協働事業提案制度 【Q2】不採択団体への選考結果のフィードバック方法(柏市松澤さん) 一次選考会を通過できなかった提案(団体)に対する結果通知はどのように 行っているのでしょうか? 「協働を育てるシステム」として上手く機能するよう、選考結果のフィードバックに どんな工夫をされていますか? 【A2】 静岡県八木さん、岩手県四戸さん、三重県森下さん、湯下から回答がありました。 選考会の議事録や採点結果まで通知した団体。全ての提案者に対して、公開で 講評会を実施している事例が紹介されました。 【Q3】NPOへの提案公募型事業の課題など(山梨県水口さん) @ 提案公募型の助成制度の課題(周知方法、事業課との調整、テーマ選定方法) A 事業の具体的な事例(助成限度額、事業内容、県及びNPOの役割など) B その他、提案公募型に関することなら何でも結構です。情報を教えて下さい。 【A3】 静岡市宮城島さん、柏市松澤さん、東海市小島さん、岡山県豊田さん、 静岡県八木さん、千葉県榎橘さんから回答がありました。 特に事業課との調整では、事業採択プロセスの中でNPO・関係課・NPO担当の 3者協議を設けている事例が多く、その仕組みが紹介されました。 ■ 指定管理者制度 【Q4】指定管理者制度導入施設での地域通貨の活用(箕面市木村さん) 指定管理者側から地域住民、周辺の店舗等の連携から地域通貨を導入し、 市民活動センターの利用料金にも地域通貨を使いたいとの提案がありました。 具体的な手続きは? 【A4】 愛媛県平田さん、浜松市岡部さん、柏市松澤さん、三重県森下さんから 回答がありました。 新たに制定する施設管理条例に、指定管理者が減免できる規定を設け、 指定管理者との協議により減免するという事例が紹介されました。 【Q5】指定管理者の指定団体の定款(太田市塚越さん) 市民活動センターの指定管理者に指定する団体の定款や規則等に、 NPO法人の17全ての活動分野を明記する修正が必要でしょうか。 【A5】 静岡市山本さん、岡山県豊田さんから回答いただきました。 仮に条件を規定するのであれば、NPO法別表第17号を満たして いれば良いのではないかとの御指摘でした。 【Q6】指定管理者の評価方法(太田市塚越さん) 1.指定管理者の運営内容の評価、監査やチェックをどのような方法で 行なっていますか? 2.指定管理者に指定する前後のサービス向上と経費節減を図る尺度を どのようにとっていますか? 【A6】 静岡市宮城島さん、夜須町安芸さんから回答をいただきました。 仕様書の作成プロセスが重要であること。また、評価尺度として、 参加者数と参加者アンケートの複合や相談件数、自立化を支援した 団体数・事業数の提案がありました。 ■ NPOへの助成制度 【Q7】先駆性・独創性の定義と事業評価(山梨県水口さん) @具体的に先駆性や独創性をどのように定義していますか。 A具体的な事業を教えて下さい。 B補助対象事業が終了した後の事業評価をどのように行っていますか。 【A7】 静岡市宮城島さん、千葉県海老根さん、豊中市大中さん、 八王子市渡辺さんから回答いただきました。 審査基準の先駆性については、地域性を生かしたもの。また、新しい 社会的課題に取り組むもので、団体に経験・専門性があり、斬新な手法を 取り入れている事業と位置づけた事例が紹介されました。 【Q8】都道府県と市町村の役割分担(我孫子市杉山さん) Q7の関連意見でした。県がNPOに補助金を交付する場合、地域で 活動しているNPOに補助金を交付するのではなく、市域を超えた 「広域」「全県下」を対象として活動しているNPOに交付すべきです。 単に良い活動だからといって税金を支出することは、逆に、NPOの 「自立」を阻害することにはならないのでしょうか? 【A8】 静岡市宮城島さん、千葉県海老根さん、湯下の回答がありました。 自前の制度を立ち上げることができない市町村も多く、また官民の 資金状況を踏まえた上で、過渡的にあっても良いという意見がありました。 【Q9】団体自立化支援の補助対象経費(佐世保市岩田さん) 補助対象経費に「備品購入費」を入れるかどうかで悩んでいます。 いわゆるバラマキ補助にならないよう、どうクリアしていくかが 課題となっています。 【A9】 箕面市木村さん、柏市後藤さん、三重県森下さん、浦安市小川さん、 吹田市田中さん、千葉県海老根さん、山梨県水口さんから回答あり。 多くの自治体から、制度として備品購入費を対象外とするのでなく、 審査の際にケースバイケースで判断している事例が紹介されました。 ■ 市民活動団体の把握 【Q10】市民活動団体の把握(焼津市水野さん) どこにどのような団体があって、どのような活動をしているのか 把握できていません。NPO法人はホームページ等から調べることが できましたので各団体に声を掛けて、情報交換会を開催する予定です。 【A10】 四街道市黒岩さん、佐賀市木島さん、山梨県水口さん、佐賀県岩永さん、 柏市松澤さん、静岡市宮城島さん、東海市小島さん、湯下の回答あり。 水野さんの真摯な問いかけに触発され、多くの回答がありました。 調査事例の報告や社協や公民館の協力を得て、団体情報を収集したら どうかという提案がありました。 ================================== NPO活動推進自治体マガジンは、今後2ヶ月に1回程度のペースで配信予定です。 ご意見・ご感想は、ML、又は npo-zigyou@mz.pref.chiba.jp までお寄せ下さい。 NPO活動推進自治体マガジンに掲載された記事を許可なく転載する事を禁じます。 Copyright(C) NPO活動推進自治体ネットワーク http://www.mienpo.net/jichitainet/ ===================================