三重県NPO法人活動実態調査報告5

2調査結果

(4)資金

今月号は「資金」の中から、NPO法人の財源と、寄付への取り組みについての項目を抜粋しご紹介いたします。

財務状況について

 NPO法人の収入は増加傾向を示しており、平成22年の総収入は90億円を超えています。
 総収入の内、最も大きな割合は「事業収入」であり、全体の86.4%を占めています。
 一方、「寄付金収入」は1.4%、「会費収入」は2.1%と、極端に少ない割合となっています。

財源について

 今回の調査対象となったNPO法人からの回答の中で、団体の財源の内訳として最も大きいのは、国、県、市町からによる「公的資金」でした。また、最も重要だと考える財源についても、「公的資金」が29.6%と最も多く、県内のNPO法人は、財源として行政等の公的機関からの資金に期待していることが明らかです。

寄付について
寄付に取り組んでいる 20.3%
考えてはいるが実行できない 42.0%
全く考えていない 37.7%

※調査対象561団体のうち、有効回答数395団体の回答から割り出しています。
 「寄付の促進に取り組んでいる」と回答した団体の、具体的な取り組み方法として…

・企業との連携による募金
・事業参加者からの寄付
・役員の寄付
・イベントでの広告

といった回答が目立ちました。
 その他、「施設内に募金箱を設置している」「会報誌に振込用紙を同封している」といった回答もあり、寄付の促進に向けてさまざまな工夫を凝らしているようです。

 NPO法人にとって重要な自己財源の一つである「寄付」についてですが、三重県内では、まだ寄付に対して積極的に取り組んでいるとは言い難いのが現状です。
 平成22年の総収入のうち、90億を超える収入があるにも関わらず、寄付金の割合は1.4%と少ない状況です。
 寄付の促進について取り組んでいる団体は、回答を得られたNPO法人の20.3%に留まり、「考えているが実行できていない」が42.0%、「全く考えていない」が37.7%と、寄付の促進に対してまだまだ積極的に取り組んでいるところは少ないことがうかがえます。


次号は、「会計」から抜粋したものを掲載する予定です。

助成金情報

福祉まちづくり市民活動芸術環境国際

福祉

正力厚生会
2013年度がん患者団体助成

受付期間

11月16日(金)必着

対象団体

がん患者会、がん患者やその家族を支援するグループ(医療機関内の患者会等を含む)など。(法人格の有無不問)

対象活動

がん患者会やがん患者を支援する団体が主体となって取り組む事業。
相談窓口の開設や小冊子の発行、シンポジウムの開催、インターネットによる情報発信など、企画運営を対象とする。

助成金の額

1団体当たり50万円以下

応募方法

HPより申請書をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の書類を添付して事務局あて送付。
※詳細はHP参照

問合わせ先

(公財)正力厚生会 事務局
〒104-8243 東京都中央区銀座6-17-1(読売新聞東京本社11階)
Tel 03-3216-7122
Fax 03-3216-8668
ホームページ http://shourikikouseikai.or.jp/works/kanja/doc.html

まちづくり市民活動

2013年度 JT NPO助成事業(通常助成)募集
〜地域コミュニティの再生と活性化にむけて〜

受付期間

11月20日(火)必着

対象団体

(1)非営利法人であること
(2)2012年9月30日時点で、法人として1年以上の活動実績を有すること
(3)法人の設立目的や活動内容が、政治、宗教、思想などに偏っていないこと

対象活動

非営利法人が日本国内において、地域社会の核となって実施する地域コミュニティの再生と活性化につながる事業。例えば、地域一体となって取り組む以下の事業。
○里山の森林保全・植林事業
○環境美化活動
○文化芸術・スポーツ等を通じた地域の異世代交流事業
○地域住民が参加するまちづくり事業 など
※詳細はHP参照

助成金の額

1件あたり150万円を限度。助成総件数40件程度。
※同時募集の「東日本大震災被災地支援助成」に対し数件を予定

応募方法

HPより応募書式をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の書類を添付して郵便または宅配便で送付。
(Fax、直接持参等は不可)

問合わせ先

日本たばこ産業(株) CSR推進部 社会貢献室
〒105-8422 東京都港区虎ノ門2-2-1JTビル
Tel 03-5572-4290
Fax 03-5572-1443
ホームページ http://www.jti.co.jp/csr/contribution/social/npo/entry/index.html

芸術

三菱UFJ信託地域文化財団
2013年度助成団体募集

受付期間

11月30日(金)当日消印有効

対象団体

永年地域の音楽・美術・演劇・伝統芸能の各分野において、文化の振興に努力している国内の諸団体。
※音楽・演劇・伝統芸能部門は、アマチュアの団体・公演に限る。
※美術展部門は美術館が企画する展覧会等が対象となるので、アマチュアとは限定しない。

対象活動

国内の団体・法人が、日本国内で行う、地域文化振興に寄与し、文化・芸術的に優れた、公演・展覧会等。
(2013年4月1日〜2014年3月31日までに開催もしくは会期が開始するもの) 
※詳細はHPの「募集要項」参照

助成金の額

1件当たり20〜50万円程度(近年の実績)

応募方法

HPより「助成申請書」をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の書類を添付して郵便または宅配便で送付。

問合わせ先

(公財)三菱UFJ信託地域文化財団 事務局
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-2-4日本橋ビル
Tel 03-3272-6993
Fax 03-3272-6994
ホームページ http://www.mut-tiikibunkazaidan.or.jp

環境

日本河川協会
「きれいな川と暮らそう」基金 平成25年度募集

受付期間

11月30日(金)当日消印有効

対象団体

学校および市民団体(NPO、NGO、サークルなど)

対象活動

水資源確保・河川美化清掃・水質保全などの水環境保全活動

助成金の額

1団体あたり100万円を上限

応募方法

HPより申請書類をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の添付書類・受付確認用返信ハガキを同封して事務局あて郵送。※詳細はHP参照

問合わせ先

(公社)日本河川協会「きれいな川と暮らそう」基金事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-6-5 麹町E・C・Kビル3階
Tel 03-3238-9771
Fax 03-3288-2426
E-mail kikin@japanriver.or.jp
ホームページ http://www.japanriver.or.jp/kireinakawa/

国際

国際交流基金
地域リーダー・若者交流助成

受付期間

12月3日(月)

対象団体

日本国内の非営利団体(個人は対象外)

対象活動

日本国内の青年や学生の団体、地域に根ざした社会的活動を行うグループ、およびNPO等が実施する国際対話・交流活動。
(1)団体が実施する、主として青年層及び地域住民等による国際文化交流、文化発信事業
(2)草の根レベルの国際交流活動の定着と担い手の育成を促す事業
(3)地域からの国際的発信、地域社会の活性化に貢献する事業

助成金の額

これまでの助成実績は1件あたり約60万円前後
対象は旅費(国際航空賃、国際船賃、国内交通費、滞在費)

応募方法

HPより申請書をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の書類を添付して郵便または宅配便にて送付。
直接の持込みも可。(E-mail、Faxは不可)
※詳細はHP参照

問合わせ先

(独法)国際交流基金 日本研究・知的交流部 企画調整チーム
〒160-0004 東京都新宿区四谷4丁目4番1号
Tel 03-5369-6069
Fax 03-5369-6041
ホームページ http://www.jpf.go.jp/j/program/intel.html
※知的交流会議助成、日米センター公募助成なども同時募集中