Interview

求められていることを実現できる、みえ市民活動ボランティアセンターを築く

特定非営利活動法人
みえNPOネットワークセンター

代表理事 伊井野 雄二

今までにはなかった新しいNPOセンターへ成長していきたい

みえNPOネットワークセンターについてお聞かせください

 平成24年4月1日から、特定非営利活動法人みえNPOネットワークセンターが、みえ県民交流センター(みえ市民活動ボランティアセンター)の指定管理者となりました。私たちみえNPOネットワークセンターの最大の特徴は、NPOの中間支援団体で構成された組織であり、三重県のナショナルセンターとしての役割を果たすNPOセンターであるということです。
 個人ではなく団体が集まって中間支援を構成するということは、おのおのの団体のステークホルダーからも協力を得られるため、より多くの仲間と力を発揮することができます。その力を活かして指定管理を行い、より質の高いNPOの交流、中間支援団体との交流、企業との交流、行政との交流など、社会の多様な主体といわれている人たちとの交流促進を図っていくべきだと感じています。
 その中で中間支援団体との交流は、活動の大きな柱にしたいと考えています。従来の中間支援団体の交流やネットワークはNPOを支援するNPOだけが参加する傾向にありましたが、私たちは今後、専門的な分野で活躍されている団体にも加入していただき、専門性の高い新たなNPOの中間支援ネットワークを築き上げたいと思っています。
 分かりやすく言うと、現在NPOには、環境やまちづくり、保健、福祉など、さまざまな分野で専門的に取り組んでいる仲間たちがいます。そのような特定の分野で専門的に活動している仲間たちが、ネットワークを組み、中間支援的な機能を持つことで、専門的な相談を受けたり、専門的なサポートをしたりする環境が整い、より質の高いNPO支援を提供できます。そのことにより、ますますナショナルセンターとしての力が高まるのではないかと考えています。今まで三重県にはなかったNPOセンターへと成長することになりますね。

多様な人たちがつながることが新しいNPOの力をつくる

今、県下で進められている「新しい公共」についてどのように感じられていますか?

 自治会・NPO・社会福祉協議会・企業・行政などが一緒に話し合う「新しい公共の場」では、人と人とが助け合い、活気ある社会をいかにしてつくっていくのかなどを議論し、何かしらの到達点を見つけています。このような取り組みが、県下29市町で活発に行われるということが、NPOの活動を支援することにもつながると思います。
 多様な人々が交流し、協力・協働の関係を進めることが、新しいNPOの力をつくりだす大切なきっかけですし、私たちが今までになかった新しい流れをつくっていかなければならないと感じています。

いつも積極的に、そして求められていることを実現する

これから目指す、みえ市民活動ボランティアセンターの姿とは?

 みえ市民活動ボランティアセンターは、訪れる多くの人たちに、親しみを持ってもらえるセンターになってほしいですね。そのようなセンターにするために、受身ではなく、攻めの姿勢で運営に取り組みたいと思います。センターを訪れる人たちと共に喜び合い、励まし合いたいですね。そのためには、職員がセンターへ訪れる方に積極的に声をかけていくことが大切だと思います。
 NPOやボランティアというのは、新聞やテレビなどのマスコミで語られている以上に困難な状況にあります。それはお金だけではなくて、人もそうですし、物もそうです。このようにさまざまな面で問題を抱えていますから、「NPOに求められていることは何か」をいつも積極的に感じとって、そして求められていることを実現できるセンターであってほしいと思っています。

みえ市民活動ボランティアセンタースタッフとの会議

 

【データ】

みえNPOネットワークセンター
事務局住所 〒512-8512 三重県四日市市萱生町1200番地 四日市大学市民社会研究所内
Tel 059-363-3539
Fax 059-355-2640
E-mail ssk21ww@yahoo.co.jp
ホームページ http://mienponet.org/
代表者 代表理事 伊井野 雄二
団体設立年月日 平成23年7月31日
NPO法人化年月日 平成23年10月27日

みえ市民活動ボランティアセンター http://www.mienpo.net/center/