ひろげる・つなぐ・かえる

“まちづくり”は子どもたちと共に

特定非営利活動法人 四日市こどものまち 理事 増田 喜昭

 “四日市こどものまち”は1999年に、四日市に子ども博物館をつくろうと、私を含む6人のメンバーでスタートしました。私たちは、欧米にたくさんあるチルドレンズ・ミュージアムのいくつかをたずねてきました。それは、「ハンズ オン」「プリーズ タッチ」と呼ばれる参加体験型のミュージアムで、実際にさわって動かして、楽しんで、学んでいくというすばらしい施設でした。私たちはそれをお手本として、その頃空いていたさまざまな古い建物を探して歩きました。ところが古い建築物は防災管理上、たくさんの問題点があったのです。
 そこで、ドイツの子どものための町づくり、ミニ・ミュンヘンのような、公園の中でのこどもの町づくり“こども四日市”を企画しました。子どもたちが考えた、働いてかせいで町をつくる。子どもだけのこどもの町です。先日、8回目の“こどものまち”が開かれました。2日間で1,500人の子どもたちの熱気あふれる町が完成しました。
 少ない予算の中で、アイディアと手間をかけること、子どもの意志や意見を最優先すること、をモットーに、たくさんのNPOの会員の方々により年に一度のチルドレンズ・ミュージアムが出来上がったのです。
 “サンタ会員”と呼ばれる会員(クリスマスに5,000円が口座から引き落とされる)も初年度の120人から少しずつ増えています。それほど、子どもたちの楽しい場を求める声が多いのです。
 2009年には、本と畳とこたつのある“こども図書館”もオープンしました。
 活発に自主自立した活動をしてるわけではないのですが、ゆっくりと少しずつ歩み続けていくこと、続けることが大切だと思っています。
 「子どものことなら三重県」といわれるくらい子どもの楽しい居場所の多い街づくりを目指しているのです。
 子どもの遊ぶ姿が、あちこちで見られることこそ、“まちづくり”の原点なのです。

みえ市民活動ボランティアセンターでは、地域の課題解決など積極的に社会貢献活動を実施されている企業を訪問しています。

CSR STREET Vol.11

「資源ごみ」から広がる win-win な関係

株式会社鈴鹿ハンター 代表取締役社長 森田幹男さんにお話を伺いました。

 ショッピングセンター「鈴鹿ハンター」(鈴鹿市算所)では、鈴鹿市役所から資源ごみの回収拠点を増やしたいと呼びかけられたのを契機に、平成13年4月から社員だけで“資源ごみ”の回収を始めた。「NPO法人みどりの家※」(四日市市)の前身の方たちとの出会いがあり、「障がい者も手伝わせていただけますか?」とのお尋ねをきっかけに、最初は障がい者とハンターの社員とが一緒になって集め、徐々に作業を渡していった。現在では障がい者たちでできるようになったため、バックアップに徹している。
 さらに資源ごみの処理施設への持ち込みが企業の場合有料であったのが、障がい者や民間団体が持ち込むと市は補助金を出すことが分かった。資源ごみの量が集まってくると、業者も応援してくれるなど体制が整っていった。障がい者たちがやっているということで、みんなが応援してくれるようになり、市民もまた、もっと自分たちも協力していこうという流れになる。
 「鈴鹿ハンター」弁天広場西側にて“資源ごみ”の回収を週3回、定期的に行ってもらっており、平均週に3,000人を超える利用者がある。障がい者の就労支援になればという思いからバックアップしてきたが、さまざまな波及効果を生み、プラスに回転している。
 “資源ごみ”の再生化によって地域の環境に貢献するだけでなく、NPOや顧客、地域とも win-win の関係が築けているよい事例である。

※ NPO法人みどりの家:心身に障がいを持つ市民への就労支援・生活支援を行っている。

助成金情報

防災福祉子どもスポーツ環境

防災・教育

2012年度 防災教育チャレンジプラン募集

受付期間

12月12日(月)必着

対象団体

防災教育を一層充実させたいと考えている教育・社会福祉施設(保育施設・幼稚園・学校等)、教育委員会、NPO、地域団体(民間事業所、各種団体、行政機関)、個人等

対象活動

防災教育の場の拡大や質の向上に役立つ、共通の資産をつくることを目的とする新しいチャレンジプランの準備・実践活動。プラン実現に向けてアドバイザーが助言や現地指導等の支援を行う。
※詳細はHP参照

助成金の額

一般枠…上限30万円、入門枠…上限5万円
(プランの実践に関わる経費の提供)

応募方法

HPより応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、E-mailもしくはFaxで送付。

問い合わせ先

防災教育チャレンジプラン実行委員会事務局
Fax 03-3556-8217
E-mail cpinfo2865@bosai-study.net
ホームページ http://www.bosai-study.net/boshu/index.html

福祉

財団法人 日本社会福祉弘済会 福祉助成事業募集

受付期間

12月15日(木) 必着

対象団体

(1)社会福祉事業や福祉施設の運営、福祉活動などを目的とする社会福祉法人、福祉施設、福祉団体など
(2)法人格のない任意団体、グループは市区町村社会福祉協議会の推薦を得て申請

対象活動

社会福祉関係者の資質向上に関する研修や研究

A.研修事業
(1)福祉サービスのあり方や専門的知識、技能の習得などをテーマとして開催される集合研修事業(研修会、セミナー、講演会など)
(2)福祉施設職員などが幅広い視野と専門性を持って支援業務に携わるために、他の福祉施設、団体などで一定期間実習する派遣研修事業

B.研究事業
(3)各福祉分野の先駆性ある事業の実践を通して行われる成果、課題のまとめなどの実践研究事業
(4)社会福祉関係者の専門性の向上、現任訓練の方法や体系、また就労、福利厚生などをテーマとする調査研究事業
※助成対象経費項目など詳細はHP参照

助成金の額

総額2000万円以内、1団体につき助成対象経費合計の80%かつ50万円以内。

応募方法

HPより助成事業申請書をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の必要書類を添付して郵送。

問い合わせ先

財団法人 日本社会福祉弘済会 助成事業係
〒130-0022 東京都墨田区江東橋4-24-3
Tel 03-3846-2172
ホームページ http://www.nisshasai.jp/fukusijyoseijigyo/index.html

子ども

タイガーマスク基金

児童養護施設で暮らす子ども&巣立つ子どもを支援しよう!
受付期間

12月31日(土) 必着

対象団体

児童養護施設で生活する児童を支援している団体、および児童養護施設を退所した児童の自立を支援している団体(法人格を有すること)

給付金額

1団体につき50万円を上限とする。

応募方法

HPより受給申請書をダウンロードし必要事項を記入の上、指定の必要書類を添付して郵送。
※詳細はHP参照

問い合わせ先

(特活)ファザーリング・ジャパン
タイガーマスク基金事務局
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-1-18-301
Tel 03-6902-1694
Fax 03-6902-1695
E-mail info@fathering.jp
ホームページ http://www.tigermask-fund.jp/howto.html

スポーツ

財団法人ヨネックススポーツ振興財団 平成24年度助成金募集

受付期間

12月31日(土) 当日消印有効

対象団体

青少年スポーツの振興に関する活動を3年以上継続して実施している団体。
(1)スポーツ振興を主たる目的とする一般・公益社団法人または一般・公益財団法人
(2)上記以外の団体で、以下の要件を備える団体
 ・定款、寄付行為に類する規約等を有すること
 ・団体の意思を決定し執行する組織が確立していること
 ・自ら処理し監査する等会計組織を有すること
 ・団体活動の本拠としての事務所を有すること

対象事業費

スポーツ用具費、通信運搬費、講師等の謝礼、印刷製本費、その他事業に必要な経費

助成金の額

年度内に予定する一つの事業予算の50%で概ね100万円以内。

応募方法

HPより助成金交付申請書をダウンロードし必要事項を記入の上、対象団体であることを証明する書類を添付して郵送。

問い合わせ先

財団法人ヨネックススポーツ振興財団 事務局
〒113-8543 東京都文京区湯島3-23-13 ヨネックス株式会社内
Tel 03-3839-7195
Fax 03-3839-7196
E-mail zaidan@yonex.co.jp
ホームページ http://www.yonex.co.jp/zaidan/joseikin.html

環境

日立環境財団 環境NPO助成

受付期間

2012年1月20日(金) 当日消印有効

対象団体

国内の環境NPO/NGO 法人、又は3年以上の実践活動歴を有する任意団体。
※活動暦が3年未満の任意団体でも、優れた提案であれば助成対象とする。

対象活動
「環境と経済との調和」に資する活動

・地球温暖化問題、循環型経済社会実現への取り組みなど

「環境と科学技術との調和」に資する活動

・自然エネルギーの活用、環境に有効な科学技術の検討

※詳細はHP参照

助成金の額

1件につき150万円を上限とする。

応募方法

HPより申請書および推薦書をダウンロードし必要事項を記入の上、活動実績と役員名簿を添付して郵送。
※推薦書には推薦者(貴団体には属さない第三者)の署名・捺印が必要。

問い合わせ先

公益財団法人 日立環境財団
〒101-8010 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 21階
Tel 03-3257-0851
Fax 03-3257-0854
E-mail kankyo@hdq.hitachi.co.jp
ホームページ http://www.hitachi-zaidan.org/kankyo/works/work03.html